お葬式の基本

【保存版】喪主のやることリスト|初めてでも安心できるチェック項目

ゆう

はじめに:突然のことで、何から手をつければいいのか分からないあなたへ

「喪主って何をするの?」

「急に任されたけど、自分に務まるのかな…」


そんな不安を抱えてこの記事にたどり着いた方も多いかもしれません。

大切な人を見送るというだけでも心は大きく揺れます。
そのうえで、たくさんの段取りや決断をしなければならない「喪主」という役割。
はじめての経験なら、なおさら戸惑うのは当然です。

この記事では、喪主がやるべきことを時系列にそってわかりやすくまとめました。
初めての方でも「これを見れば大丈夫」と思ってもらえるよう、
チェックリスト形式で丁寧に解説します。


喪主の役割とは?「家族の代表者」としての立場と責任

喪主とは、**葬儀全体の責任を担う「家族の代表者」**です。
遺族を代表して葬儀の方針を決めたり、関係者と調整したり、参列者に挨拶したり――
実務だけでなく、気持ちの面でも“支え役”としての立場を求められる場面が多いです。

とはいえ、すべてを一人でこなす必要はありません。
家族や葬儀社に頼れるところは頼って大丈夫。
まずは、流れを把握して「全体像がつかめた」という安心感を持つことが何より大切です。


喪主がやることチェックリスト(時系列で解説)

ここでは、喪主が対応すべき内容を時系列順に整理しました。
チェックリストとして使っていただけます。


🕊臨終直後(すぐにやること)

  • 医師による死亡確認(病院での対応)
  • 葬儀社へ連絡(事前に決まっていなければ選定)
  • ご遺体の搬送と安置先の決定
  • 親族・近親者への第一報(伝える範囲は家族で相談)

①葬儀の準備(1〜3日以内)

  • 葬儀社と打ち合わせ(形式・日程・会場・予算)
  • 宗教者(僧侶など)との連絡・依頼
  • 遺影写真の準備(背景のある写真が望ましい)
  • 喪服・数珠・履き物など自分の準備
  • 会葬礼状・供花・香典返しなどの手配
  • 受付や進行役の依頼(家族・親族に協力を)

➁葬儀当日

  • 開式前の式場確認(進行・席順など)
  • 式中の流れ確認(お坊さんとのやりとりなど)
  • 式中または終了時の挨拶(事前に例文を用意しておくと安心)
  • 火葬場への同行と収骨の段取り

③葬儀後にやること

  • 香典返しの手配(即日返し or 後日返し)
  • ご近所や関係者へのご挨拶(後日お伺いなども)
  • お布施や謝礼の支払い
  • 死亡届の提出(葬儀社が代行することも)
  • 年金・保険・口座・名義変更などの手続き

事前に備えておくと安心なもの

急な出来事だからこそ、「何を準備しておけばいいのか」を事前に知っておくと安心です。

  • エンディングノートの用意
     本人の希望が書いてあれば、迷わずに進めやすくなります。
  • 連絡先リストの作成
     親戚や知人の連絡先をまとめておくと、第一報がスムーズです。
  • 葬儀社の候補を調べておく
     複数社を比較しておくだけでも、安心感が違います。
  • 家族で“もしもの話”をしておく
     「避けたい話」ではあるけれど、心の準備にもなります。

まとめ:一人で抱え込まないでいい

喪主を任されることは、簡単なことではありません。
大切な人を想うからこそ、「ちゃんとしてあげたい」と思う気持ちが強くなるのも当然です。

けれど、その想いは**「完璧にやること」ではなく、「丁寧に向き合おうとする姿勢」**で十分に伝わります。

この記事が、あなたの不安を少しでも軽くし、
「これならやっていけそう」と思える一歩になれば嬉しいです。

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ゆう
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終活ガイド1級。自分らしさとは何か?を常に追求する私が提案する、心も身体も整う送り出し方。
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