【保存版】逝去から葬儀までの流れ｜もしもの時に慌てないための準備ガイド

はじめに｜大切な人が亡くなったとき、最初にすることとは？

「家族が亡くなったら、何をすればいいのか分からない…」
「葬儀までの流れを知っておきたいけど、誰に聞けばいいか分からない」

そんな不安を抱える方のために、この記事では逝去から葬儀までの流れをわかりやすく解説します。

葬儀の準備は、突然の出来事に直面した遺族にとって大きな負担です。
だからこそ、事前に知識を備えておくことが、心の余裕と後悔のない選択につながります。

【STEP1】逝去後にまず行うこと｜死亡確認と遺体搬送

人が亡くなった時、最初に行うのは死亡確認と安置場所の手配です。

• 病院での逝去：医師が死亡診断書を発行します。
• 自宅での逝去：119番通報 → 警察や医師による確認 → 必要に応じて検死

その後、葬儀社に連絡して、故人を自宅または安置施設へ搬送します。

📌 ポイント

• 24時間対応の葬儀社を選ぶと安心
• 「どこに安置するか」もあらかじめ考えておくとスムーズです

【STEP2】葬儀社の手配と打ち合わせ｜形式・日程を決める

搬送が終わると、次は葬儀社との打ち合わせに入ります。

打ち合わせ内容：

• 葬儀の形式（一般葬・家族葬・一日葬・直葬など）
• 日程と会場の調整
• 僧侶など宗教者への依頼
• 見積もりと契約

最近は家族葬が増加傾向にありますが、地域や事情によって適切な形式は異なります。

【STEP3】関係者への連絡と役所手続き

葬儀の日程が決まったら、以下の対応を進めます。

• 親族や友人への訃報連絡
• 僧侶・寺院への連絡
• 死亡届の提出（役所） → 火葬許可証の取得
• 遺体の納棺（湯灌や衣装の用意）

【STEP4】通夜・告別式・火葬の流れ

葬儀の主な流れは次のようになります：

■ 通夜（前日）

• 読経、焼香、通夜ぶるまい（食事）
• 弔問客への対応

■ 告別式（翌日）

• 読経、焼香、弔辞、献花など
• 出棺 → 火葬 → 拾骨（収骨）

多くの場合、初七日法要を当日に繰り上げて行うことが増えています。

👘 服装や香典マナーについても、あらかじめ確認しておくと安心です。

【STEP5】葬儀後に必要な手続き一覧

葬儀が終わっても、遺族には多くの手続きが残ります。

• 香典返しや挨拶状の手配（葬儀後1週間〜1ヶ月以内）
• 四十九日法要の準備
• 年金・健康保険・銀行・保険の名義変更や解約
• 遺産分割・相続の準備

📎 チェックリストを作成しておくと、手続き漏れを防げます。

まとめ｜流れを知ることで、心が落ち着く

葬儀は、人生でそう何度も経験するものではありません。
だからこそ、突然の出来事に戸惑ってしまうのは当然のことです。

ですが、事前に葬儀の流れを知っておくだけで、心の余裕は大きく変わります。

• 何からすればいいのか
• どこに相談すればいいのか
• どう動けば、故人の希望に沿えるのか

「備え」と「安心」のきっかけとなれば幸いです。

ゆう

終活ガイド1級。自分らしさとは何か？を常に追求する私が提案する、心も身体も整う送り出し方。