お葬式の基本

LINEで訃報連絡はOK?気をつけたいマナーと文例、電話との使い分けまで解説

ゆう

訃報の連絡は、いつも突然訪れるもの。
その中で「誰にどうやって伝えればいいのか?」と迷う方も多いのではないでしょうか。

最近ではLINEで訃報を伝えるケースも増えてきましたが、
「LINEで送るのは失礼ではないの?」「やっぱり電話じゃないとダメ?」と不安になることもあるかもしれません。

この記事では、

  • LINEで訃報を伝える際のマナー
  • 丁寧な文例(テンプレート)
  • 電話とLINEの使い分けの基準
  • 会社や上司への連絡方法
    などを、状況別にわかりやすく整理しました。

LINEで訃報を伝えるのはマナー違反?

結論から言うと、LINEで訃報を伝えること自体は、必ずしもマナー違反ではありません。

ただし、相手との関係性や状況に応じて、伝え方や使い方には注意が必要です。

LINEは便利で即時性もある一方、文章のトーンや丁寧さが伝わりづらくなる場合もあります。
そのため、気遣いの伝わる言葉選びや、連絡手段の選び方が非常に大切になります。


【判断基準】LINEか電話か?訃報連絡の使い分け方

訃報を伝える相手に応じて、「電話」と「LINE」の使い分けを考えるとスムーズです。

▼関係性ごとのおすすめ連絡手段

相手連絡手段ポイント
両親・兄弟・親しい親戚電話感情の共有や相談も含まれるため、声で伝えるのが基本。
親しい友人・古い知人電話または個別LINE状況や相手の生活リズムを考慮して判断。
同僚・ママ友・ご近所などLINE可(丁寧な文面で)一斉連絡や補足的な手段としても使える。
高齢者・年配の親族電話LINEが使われていない可能性もあるため注意。
面識の浅い親戚や形式的な付き合いの人他の家族から伝えてもらう・連絡不要な場合も

【文例あり】LINEで訃報を送るときのマナーと注意点

LINEで訃報を送るときの基本マナー

  • 絵文字・スタンプは使わない
  • 主語・日時・関係性などを明確に書く
  • 一方的な連絡にとどめ、返信を無理に求めない
  • 必要な情報だけを簡潔に、丁寧な言葉で

グループLINEなど一斉連絡の文例

【訃報のご連絡】
本日〇月〇日〇時ごろ、父◯◯が永眠いたしました。
通夜・葬儀は近親者のみで執り行います。
生前お世話になった皆さまに心より御礼申し上げます。
突然のご連絡となり失礼いたしました。


個別LINEでの文例(親しい人・同僚など)

突然のご連絡で失礼します。
本日、祖母が永眠いたしました。
通夜・葬儀の日程は以下の通りです。
ご多忙とは思いますが、ご都合がつくようでしたらお越しいただけますと幸いです。


【会社編】上司や職場への訃報連絡はどうする?

直属の上司には基本的に「電話連絡」がベスト

  • 急な忌引きやシフト調整が発生するため、電話での報告が望ましいです。
  • 朝早くなど電話しづらい時間帯は、LINEやメールで連絡 → 業務時間内に電話でフォローがおすすめ。

上司への電話連絡例

おはようございます、○○です。
昨晩、祖父が亡くなりまして、忌引きをいただきたいと思いご連絡しました。
ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。


社内の同僚には?

  • 自分が関わっている業務の関係者には、個別LINEや社内チャットで連絡。
  • 「対応をお願いしたいこと」がある場合は、事務的+丁寧さを意識した文面に。

まとめ|LINEでも「伝える気持ち」があればマナー違反じゃない

  • LINEで訃報連絡をすることは増えてきており、必ずしもマナー違反ではありません
  • 電話とLINEの使い分けは、「相手との関係性」「年齢層」「状況」で判断するのが大切
  • 大切なのは、伝える内容よりも伝える姿勢・丁寧さ・気遣い

訃報の連絡は、一生のうちに何度も経験することではありません。
だからこそ、少しでも準備しておけることが、いざというときの安心につながります。

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終活ガイド1級。自分らしさとは何か?を常に追求する私が提案する、心も身体も整う送り出し方。
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